和歌山市の選挙演説会場で岸田文雄首相らに爆発物が投げ込まれた事件で、殺人未遂などの容疑で追送検された木村隆二容疑者(24)の鑑定留置が1日終了し、大阪拘置所から和歌山県警に移送された。和歌山地検は約3カ月に及んだ精神鑑定の結果を踏まえ、刑事責任能力を問えるとして、勾留期限の6日にも起訴する方向で調整しているとみられる。
木村容疑者は現行犯逮捕後に黙秘し、5月22日から鑑定留置されていた。この日午後に車両の後部座席に乗せられて和歌山西署に入ったが、マスク姿でフードをかぶってうつむいており、表情はうかがい知れなかった。勾留が再開され、取り調べを受けるとみられる。
捜査関係者によると、精神鑑…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル